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ステップ1

1. 矩形の作図

アプリの中央には作図領域が配置されています。中央付近に赤と緑の座標軸が表示されており、この交点が原点(0,0)となります。図形はこの座標系に基づいて作図されていきます。

まず、矩形を描いていきましょう。ここではA4サイズの紙に印刷することを想定し、210mm×297mmのサイズの矩形を作図します。

ウィンドウの下側に配置されているコマンドラインにコマンドを入力していきます。

コマンドラインに「RECTANG」と入力し、Enterキーを押します。「REC」まで入力するとオートコンプリートが機能するため、途中で確定することもできます。

EnterキーとSpaceキーは同じ効果があります。コマンド入力を考慮すると、Spaceキーを使用した方が効率的に実行できます。

「矩形の1点目を指定:」というプロンプトが表示されたら、「0,0」と入力し、Spaceキーで確定します。

「矩形の2点目を指定:」というプロンプトが表示されたら、「210,297」と入力し、Spaceキーで確定します。


alt text 矩形が作図されました。作図領域の1単位を1mmとすると、実寸大のA4用紙が作図されたことになります。


2. 表示範囲の移動と拡大縮小

作図領域の表示範囲を移動したり、表示倍率を拡大縮小するには、マウスのホイールボタンを使用します。

ホイールボタンを押しながらドラッグすると、表示範囲を移動できます。押した座標から追従して移動します。作図領域外に出た場合は移動は停止しますが、領域内に戻ると押した位置を基準に移動を再開します。

ホイールボタンを上下にスクロールすると、表示範囲を拡大縮小できます。上方向のスクロールで拡大し、下方向で縮小します。

また、「ZOOM」コマンドを使用すると、窓範囲を指定して表示したり、図形全体を表示することができます。