11/03 - NijiCAD v1.1.7 公開
📢 NijiCAD v1.1.7 公開
- CHAMFER(面取り)コマンド追加
- HATCHBOUNDARY(ハッチング境界復元)コマンド追加
- HATCHEXPLODE(ハッチング分解)コマンド追加
- BUILDコマンド図形選択判定の改善
- DXF書き出しで寸法矢印Noneが参照されない不具合修正
- 円と円の接点でのトリム判定改善
- DXF書き出しの表示範囲対応
Released
全てのタグを見るDLINEの端部はオプションで接続、矩形突き出し、円弧が選択できます。MAGTEXTコマンドは基本はポリライン等の図形に沿うように移動しますが、オプションで複数複写することができます。
不具合修正
今回のアップデートでは、文字描画の大幅な改善や新コマンドの追加、高速化など多くの機能向上を行いました。
文字の描画方式をラスタからベクターに変更しました。これにより大容量図面でも安定して高速に表示できます。
既定では文字外形線+塗りつぶしで描画されますが、レスポンスが必要な場合は
TEXTRENDERMODE により「塗り潰し(F)」のみまたは「文字外形線(O)」のみに切り替えることで、さらに快適に作業できます。
印刷枠図形と印刷管理により複数領域を一括でpdf印刷またはdxf書き出し可能となりました。
PLOTFRAMEコマンドにより印刷枠を図面に挿入してください。BUILDコマンドで指定のフォルダに出力することができます。
既定の出力先はファイル所在直下の build_nijicad フォルダを基準に ファイル名の基本名称と同じフォルダ名になります。
【例】
| 項目 | パス・ファイル |
|---|---|
| ファイル | c:/data/sample.nijicad |
| 出力ルート | c:/data/build_nijicad/ |
| 出力ファイル | c:/data/build_nijicad/sample/Page1.pdf c:/data/build_nijicad/sample/Page2.pdf |
現在のバージョンでは書き出し先の決定方法は固定となります。
昨年7月から継続して開発・公開してきた NijiCAD が、ついに v1.0 に到達しました!
これまで反応やフィードバックをくださった皆さま、本当にありがとうございました。大きな励みになりました。
NijiCADは、図面制作のプロが開発した2次元CADです。 現場で培った豊富な経験と知見をもとに、機能は無駄なく洗練されており、高い操作性と実用性を両立しています。 他のCADとの DXF互換性 も備えており、学習コストが低く、シンプルで使いやすいのが特長です。 また、CAD系の資格取得にも活用していただけます。
現在はWindows版がリリースされていますが、Macユーザーの皆さまにはもう少しお待ちいただければ幸いです。 NijiCADはクロスプラットフォーム対応を目指して開発を進めておりますので、今後のリリースにご期待ください。 この機会にぜひともインストールしてお試しください。
ご感想やご要望は、X @NijiCAD またはDMでお待ちしています。 今後は無料版の品質向上に加え、有料版の開発も進めていきます。
応援よろしくお願いします。